現行のSDカードの規格はSDHC(SD High-Capacity)ですが、規格策定を行っている業界団体SD Associationが、次世代SDカード規格SDXC(SD eXtended-Capacity)を発表しました。最大容量は2TB、最大転送速度は300MB/sということです。なお、ファイルシステムはexFATだそうです。
HDDの最大転送速度が、速いと分類されるものでもだいたい150MB/s行けばいい方ですから、さすがフラッシュメディアといったところでしょうか。なお、自分の計算が間違っていなければUSB2.0の理論値転送速度が60MB/s。まあUSB3.0ももうすぐ登場しますけどね。
最大容量の2TBが登場して頭打ちになるまでの期間はもう少しかかりそうですし、HDDの今のところ出ている情報では2TBが最大容量ということを考えても、規格としては妥当な感じではありますね。あまり性能が高すぎる規格を発表してしまってもそれはそれで次の規格が売れなくて業界は困りますしね。
なお、ファイルフォーマットシステムのexFATですが、規格としては最大ファイルサイズがNTFSと同レベルの16EB(160億GB)となっているなど、サイズ的には遜色のないものとなっています。しかしながらNTFSとは異なり、もともとの開発用途がNTFSとは異なり、CPUやメモリなどのマシンパワーに余裕のない非力なマシン(デジタルカメラや家電など)で利用するためのもののため、NTFSが備えるユーザーごとのアクセス権の設定、ファイルごとの暗号化機能、ボリュームの圧縮・拡張機能などは一切ない、従来のFAT32と同じく、ファイルの読み書きのみに的を絞ったファイルシステムです。
さらに、WindowsでサポートされたのがVista SP1からのため、XPや2000以前のOSでは今のところ利用できないということになります。サポート期間中のOSに関してはパッチが出る可能性は高いものの、まさに次世代規格と言える内容になったといえます。
なお、Windows Vistaより実装されたWindows Ready Boostですが、対応ファイルフォーマットがNTFS、FAT32、FATのみのため、こちらも利用できないことを書き添えておきます。
GIGAZINEさんで
「『SDHCメモリカード』は短命に終わるかもしれません」という記事がありましたが、その通りになりましたね。
ソースは例の如く追記です。
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SDアソシエーション、最大容量2TB・転送速度300MB/秒のSDXCカード規格を発表 - engadget・
最大容量2TBで転送速度は毎秒300MB、SDHCを超越した「SDXCメモリカード」が登場へ - GIGAZINE 09/01/08 19:56:37追加
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SDカードも最大2Tバイトに--SDアソシエーションが新規格を発表 - CNET Japan 09/01/09 22:55:46 追加
公式
・
SD Association プレスリリース(PDF注意)(英語)
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